2024-2025年度 会長挨拶
東京愛宕ロータリークラブ 会長 鈴木 潤子
本年度クラブスローガン
Belonging~クラブを「帰りたい場所」に~
11年前、当クラブは、21名のチャーターメンバーにより創立されました。
それから月日を経て、現在、当クラブは、休会中の会員も含めると40名を超える中規模のクラブとなりました。
その間、創業支援塾や愛宕ビジネスコンテストなどの若者に対する創業支援、Art of The Rough Diamonds展などのアウトサイダーアートに対する支援、ハワイプロジェクトによる視覚障がい者支援、子ども食堂を通じた困窮家庭への支援、その他さまざまな奉仕活動を積極的に行ってきました。
今年度は、NPO法人D×Pと協力して、困窮若者への支援も行います。
この奉仕活動力の高さは、当クラブの誇れる特徴だと思います。
本年度は、これらの奉仕活動に対する熱はそのままに、もう一つ力を入れていきたいことがあります。
それは、「クラブをさらに居心地の良い場所にする」ということです。
昨今、企業や団体において、DEI、すなわち多様性(Diversity)、公平性(Equity)、包摂性(Inclusion)、あるいはこれにBelonging(帰属)を加えたDEIBの重要性が叫ばれています。
国際ロータリー第2750地区の重点目標の中にも、DEIの推進が含まれています。
この中でも、私が特に推進していきたいのは、包摂性(Inclusion)、およびBelonging(帰属)の部分です。
先ほど述べたように、当クラブは創立から10年以上が経過し、約4分の3が創立より後に加入したメンバーとなっています。当クラブの活動についても、すべてを把握しきれていないメンバーもいるでしょう。
そこで、ここで一度、メンバー間の交流を深め、お互いを知り、また、クラブの活動を周知していくことで、皆が「東京愛宕ロータリークラブのメンバーである」ということをより強く実感できるようにしたいのです。そうして、当クラブを「帰りたい場所」「参加したい場所」「朝どんなに眠くても、例会に行きたくなる場所」とすることで、クラブのますますの活性化も図ることができると考えています。
具体的には、メンバーが互いをよりよく知るために、月1回、15分間のメンバースピーチを予定しています。入会時のイニシエーションスピーチは以前から行われていましたが、メンバーの入れ替わりもあり、以前に行われたスピーチを聞いていない会員も増えました。そこで、毎月最終例会はメンバースピーチとすることで、改めての自己紹介を行うこととしました。また、メンバースピーチの後は15分間の懇親の時間を設けます。メンバースピーチの内容をきっかけに、さらに皆で互いのことを知る機会を設けたいと思ったからです。
また、委員会活動や奉仕活動についても、今までより積極的に、活動内容の報告機会を設けていきます。
それにより、クラブが、あるいは他のメンバーが今何をしているか、を全てのメンバーが把握し、より帰属意識が高まることになります。
それ以外にも、夜例会やクリスマス会等、楽しい行事は今年も積極的に行っていきたいと思っています。
色々言いましたが、とにかく楽しく!
皆が、東京愛宕ロータリークラブを、「帰りたい、帰ってきたい場所」と思えるようなクラブにするよう、1年間、頑張ってまいります!